ニューヨーク近代美術館、MOMAパーマネントコレクションにもなっているバブルランプは、1952年から1979年まで米国ハワード社により生産され、現在はハーマンミラー社がオリジナルの機械と技術をもとに製作しています。
その独特のフォルムは半世紀たった現在においても新しく、空間の中での美しさは世界中のミッドセンチュリーファンに圧倒的な支持を得続けています。
名作の誕生 現代まで愛される照明に ニューヨーク近代美術館(MOMA)の永久保存コレクションとなっているバブルランプは1947年ジョージ・ネルソンによりデザインされました。
細いスチールフレームに特殊なプラスチックをスプレーでコーティングする制作行程は当時と変わらず、シンプルなフォルムから幻想的な光を照らし出すその美しさは、ミッドセンチュリーデザインのファンのみならず、世界中のユーザーを半世紀たった現代も魅了し続けています。
長年に渡り、ハワードミラー社が生産してきましたが、現在はハーマンミラー社がオリジナルの機械と技術をもとに製作しています。
1908年 アメリカのコネチカット州ハートフォード生まれ。
1945年にシステムファニチャーの先駆けともなったストレージウォールが「ライフ」誌の記事で大きく取り上げられ、その記事を目にしたハーマンミラーの創業者D.J. デプリーがニューヨークのネルソンの元を訪れて、デザインディレクターを引き受けてくれるように依頼。
それに励まされたネルソンは自身のデザイン事務所「George Nelson & Associates」を立ち上げ、ハーマンミラーデザインディレクターを務める事になります。
そして、その後25年の間にデザイナーとしてプラットフォームベンチ、ボールクロック、マシュマロソファといった名作を生み出しながら、当時無名だったイームズ夫妻の才能を見出し同社デザイナーとして推薦したり、イサム・ノグチ、アレキサンダー・ジラードらをハーマンミラー社に招くなどして、ハーマンミラー社を一躍世界的な家具メーカーへと成長させました。
デザイナーであり建築家、そして編集者と多彩な顔を持つ、ミッドセンチュリーを語る上で外せない人物です。
ネルソン プラットフォームベンチ ウッドベース ネルソン マシュマロソファー ファブリック ネルソン ココナッツチェア ネルソン スワッグレッグデスク シェードの素材はその質感から紙のように見えますが、ひとつひとつが特殊なプラスチックの繊維を手作業で細いスチールフレームの骨組にスプレーでコーティングして作られています。
この和紙のような質感が、日本の提灯のような幻想的な雰囲気を醸し出し、ぼんやりと放たれる穏やかな灯りが潤いと癒しを与えてくれます。
ランプの骨組みとなるスチールワイヤー。
スチールワイヤーを曲げるための治具は制作開始当初から使用しているオリジナルを継承しています。
スチールワイヤーを回転させ、特殊なプラスチックをスプレーしてゆきます。
スチールワイヤーとスプレーされたプラスチックが一体化したBUBBLE LAMPのシェエードが完成。
こうして和紙のような質感とプラスチックの弾力性を兼ね備えた表面が完成します。
商品スペック・納期 サイズ シェード:幅32.0 高さ30.5cm コード長:約147.0cm ※コードの長さ調整は市販のコードリールをお使いください。
素材 スチール、プラスチック 納期 その他 ハーマンミラー社製 付属電球:なし 日本仕様:PSE取得済み 使用可能電球:E26口金 100W相当形 / 蛍光電球・LED電球対応 ※指定電球と同等か、それ以下のワット数の電球をお選びください。
※製品に収まるサイズ(電球が製品に接触しない大きさ)の電球をご使用ください。